生産者が教える!胡蝶蘭は「白」だけではない!珍しい色の選び方!
胡蝶蘭を贈る時、よく使われる定番の色は「白」です。しかし胡蝶蘭には、白以外にも珍しい色の胡蝶蘭があり、用途やお届け先の状況によって選ぶことで、より素晴らしい贈り物になるはずです。では、その珍しい色の中からどんな色を選べばいいんでしょう。
胡蝶蘭の色の選び方については、本日ご紹介する中から選ぶといいでしょう。まずは、とにかく他の人と違う贈り物として「白」以外で、という方には「ピンク」がおすすめです。
なぜなら「ピンク」は、濃淡に差が出る色であり、綺麗なグラデーションカラーの胡蝶蘭もあります。
「白」に比べて、かぶることが少ない色でもありますので、お届け先へのお洒落な気遣いとして演出できるからです。
胡蝶蘭の人気の色、定番の色と言えば「白」思い浮かべると思います。
まずは、以下の画像をご覧ください。
お届け先で「白」一色で飾られているのも確かに豪華です。しかし、そこに「ピンク」や「黄色」といった珍しい色の胡蝶蘭が入ることで、アクセントが入りとても印象が変わります。
もちろん、個人宅でも同様にお部屋の雰囲気によって、珍しい色の胡蝶蘭を飾るだけでとても明るい印象になります。
おすすめの色 ①「ピンク系
ここ最近は、お誕生日、母の日でのプレゼント、企業向けへのお祝いで「ピンク系の胡蝶蘭」が贈られることが多くなっています。その理由は、やはりピンク系胡蝶蘭の花言葉が素敵だからです。
●代表的な花言葉は、「あなたを愛してます」
●その他にも、「美、豪華さ、上品、高級、優雅さ」などがあります。
ピンク系は、濃淡が異なり、更にグラデーションカラーも非常に豪華で、おしゃれな色に演出してくれる胡蝶蘭なので間違いなくおすすめNo.1の色と言えます。
よく使われる用途:お誕生日、母の日、小規模の開店祝い、女性への贈り物など
おすすめの色 ②「黄色」
希少性の高い黄色の胡蝶蘭は、金運アップ、商売繁盛に繋がる「黄色」という事で縁起物という観点で贈られることが多い胡蝶蘭です。
●花言葉は、「幸福をつかむ」
●その他にも「元気、明るさ、金運、商売繁盛」などがあります。
希少性の高い黄色、一つ注意点としては「色付け」されて作られたかどうかです。しっかり品種改良されて生産されているのであれば、2度目に咲いてくる胡蝶蘭も黄色ですが、色付けの場合はベースとなった色の胡蝶蘭が咲いてきます。
例えば、ベースが「白」の胡蝶蘭に、黄色で「色付け」された胡蝶蘭を購入した場合、蕾がある状態で出荷されると、蕾では色付けができないので、開花した際には「白」のお花が咲いてきます。途中まで「黄色」途中から「白」といった状態になります。※色を吸わせて生産する場合も同様です。
縁起物である黄色の胡蝶蘭を贈る場合は、しっかり品種改良された本物の黄色胡蝶蘭を贈られることをおすすめします。
よく使われる用途:開業祝い、開店祝い、長寿祝いなど
おすすめの色 ③「紅白」
紅白胡蝶蘭は、なんと言っても「紅」「白」という色の組み合わせが、縁起の良さを感じさせてくれます。
●花言葉は、「幸福の結び」
●その他にも「純粋、純潔、清純、結び、幸福」などがあります。
日本古来より、諸説ありますが「紅白は縁起の良い」組み合わせとされてきました。開店祝い、開業祝いなど新たな門出を祝う縁起物という意味合いを込めて、珍しい色の胡蝶蘭としても贈られる人気の色になります。
よく使われる用途:開業祝い、開店祝い、受賞祝い、当選祝いなど
お祝い事に贈られる印象がある胡蝶蘭ですが、お悔やみなどで贈られることも近年多くなっています。
お悔やみのマナーとして、色は「白」「黒」がメインとなります。お悔やみは派手な色やトゲのあるものは、よくないとされています。トゲがなく「白」のイメージが強い胡蝶蘭が選ばれています。
胡蝶蘭は、「洋花葬」にも、「和花葬」にも対応できるお花で、近年、ご葬儀に贈るお花が菊などの和花だけではなくなってきていることから胡蝶蘭が選ばれることが多いのです。
こういったお悔やみの場面では、マナーとして派手な色を避け、胡蝶蘭のお花を「白」を選び、ラッピングも落ち着いた紫系の色で依頼されることをおすすめします。
女性にお花を贈るシーンで、できれば喜んでもらいたい!誰しもがそう思うはずです。だからこそ失敗しないためには、どういった意味合いでどの色を選べばいいんでしょうか?深層心理を読み解いて、喜んでもらえる「色」を選びましょう!
恋人に喜んでもらいたいとき
好まれる代表的なカラーは、「赤」「ピンク」となります。
【赤】
母の日、プロポーズで贈る花の色のイメージがありますね。
赤は、「愛情を示す色」であること、「あなたのことが誰よりも好きです!」といった意味合いを持っていることから、そういった場面でよく選ばれる「色」になります。
【ピンク】
優しい愛の色として、「優しさに意識が向いている時」、「恋をしている時」に目についたりする色になるそうです。
女性らしさや美を連想させる色になるので、さりげなく女性にお花を贈る場合は、女性らしさを象徴する「ピンク」がおすすめになります。
「あなたは素敵な女性ですよ」という想いを伝えることが出来ますね!
一言に喜んでもらうというのはあらゆるケースがあり、絶対的なことではありません。一つの参考としてご覧ください。
「赤」一色の胡蝶蘭は特に注意が必要になります。
古来より新しい建物を作った際のお祝いに「赤」色は使われませんでした。
理由としては、赤=「赤字」「火事」「血」をイメージさせると言われ、ビジネスや人生の門出を祝うには「赤」色の胡蝶蘭を贈ることは避けられています。
余談にはなりますが、お見舞い、退院祝いも「鉢植え」を贈ることはマナー違反と言われております。鉢植えは、根があり土に付いていることから、「根付く」=「寝付く」を連想させて縁起が悪いと言われているからです。退院に関しても、自宅に戻って静養されている場合もありますので避けた方が良いと思います。
本日は、胡蝶蘭 白だけではない!色の選び方について解説致しました。
●胡蝶蘭の色の選び方で、こんなに演出に差がつく!
●お悔やみの場面、ここは「白」の胡蝶蘭!
●深層心理で読み解く!女性に贈ると喜ばれる色!
●これはNG!胡蝶蘭を贈る際の「用途」と「色」の関係
胡蝶蘭=「白」というイメージから、珍しい色の胡蝶蘭という観点で視野を広げてみると、よりおしゃれで喜ばれる贈り物として素晴らしい演出に繋がると思います。
ただ贈るのではなく、よりこだわった忘れられない「胡蝶蘭の贈り物」にしてください。
カラーラインナップ豊富の
純国産 MSD ナーセリー公式通販サイト