実録！胡蝶蘭の2度咲き開花！【奮闘記】

2023-02-22

お祝いなどで頂いた胡蝶蘭、とてもきれいなお花を楽しんだ後は、残念なことにお花は散ってしまいます。折角の胡蝶蘭をもう一度咲かせたい、でも胡蝶蘭を2度咲きするのは難しいと聞いたことがある。安心してください！胡蝶蘭は2度咲きします。
 
 
胡蝶蘭の寿命は意外に長く、花が散ったり落ちたとしても、枯れてしまう訳ではなく、病気に掛かったり根が腐ったりしない限り何度でも花を咲かせます。その寿命は50年とも言われております。
 
 
では、よく言われている胡蝶蘭の2度咲きが難しいというのは、いったい何が難しいのか？本日は、実際に結婚記念日で贈った胡蝶蘭が2度咲きした実録を交えながら解説していきます。
 
 
 

 
【実録】
 
2022年2月中旬に「純国産の胡蝶蘭店MSDナーセリー」で純国産の胡蝶蘭を、結婚記念日のお祝いとして奥さんに贈りました！
 
白とピンクのMIX、まさに紅白の胡蝶蘭を贈り奥さんも喜んでくれました！この胡蝶蘭は、約３ヶ月ほどきれいに咲き誇り胡蝶蘭のお花たちは散りました。

 
 
 

 
【実録】
 
2022年5月下旬、胡蝶蘭のお花は全て散ってしまったので、ステムと言われる「花茎」を切りました。切る場所は、根元から3つ目（根元から20～30cm）ぐらいの節で切っております。
 
 
この時、胡蝶蘭の葉は綺麗な緑色をしており、根も腐っていなかったので、健康そのものの状態だと思います。3ヶ月の間で葉の1枚が黄色がかって落ちてしまいましたが、その他は全く問題ありませんでした。

 

 
 
※ポイントとしては、葉のツヤとハリ、株の根腐れ状態が良好であることが条件となると思います。

※本来、寄せ植えされている胡蝶蘭を、ポリポッドというビニールの鉢に一つ一つ植え替えてあげることが必要とのことですが、今回はそのままの状態で行いました。
 
 
 

 

 
【実録】
 
2022年12月中旬、胡蝶蘭の「花茎」を切ってから約半年後にようやく芽が出てきました。早ければ2～3ヶ月ほどで出てくるらしいのですが、今回は半年ほど時間が掛かりました。
 
 

置き場所は変えず、夏場は10日に1回ほどの水やりと、葉の乾燥に注意し霧吹きで5～7日程度に1回吹きかけました。芽が出始めてから、もはやわが子を育てる感覚で感情移入し大事に育ててました。

 

※芽が出るまでに時間が掛かったので、新たな胡蝶蘭の芽は出ないかと不安を感じましたが
根気よく育てた甲斐あって芽が出てくれました。
 
 
 

 
【実録】
 
2023年1月下旬、胡蝶蘭の2度咲きを試みて約11ヶ月、ついに蕾がついてくれました。胡蝶蘭は、冬場の寒さに滅法弱いと言われているので、とにかく置き場所の環境温度が5℃を下回らないように注意しました。
 
 
どうしても自宅の室内なので暖房をつけることが多くなります、すると乾燥にも注意が必要になるので、水苔や葉の乾燥にも注意しました、水を上げすぎると根が腐ってしまうのでこの辺のバランスが重要だと思います。
 

 
 
 

 

 
【実録】
 
2023年2月中旬、約1年ほど時間が掛かりましたがついに、2度咲きで開花しました！

蕾がついてから開花までは1ヶ月もかからず一気に進んだイメージです。何とも言えない嬉しい気持ち！まずは一つが開花したのでこれからいくつのお花が開花してくれるか楽しみです。

 
 
 

 
 
 
 

時間は掛かりましたが、1日の時間で常に見ているのではなく、気づいたときに上記記載してきた内容をやってきたという流れで開花に至りました。
 
 
確かに気になり始めると、枯れないように、根が腐らないようにと手をかけてきましたが、それもまた新たな胡蝶蘭のお花を開花させるための楽しみの一つでした！
 
 
皆さんも是非わが子を育てる気持ちで、この感動を味わってみてください！

 

結婚記念日で贈った胡蝶蘭は、約3ヶ月間咲き続けました。

【STEP：１】胡蝶蘭を2度咲きさせる為の準備

【STEP：２】胡蝶蘭の2度咲きで「芽」が出てきた

【STEP：３】胡蝶蘭の2度咲きで「蕾」がついた

【STEP：４】約1年！胡蝶蘭の2度咲きでついに「開花」！
 
 
 
 

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