生産者が教える!これで解決!胡蝶蘭を冬の12月~3月に贈る時の注意と方法
胡蝶蘭が、なぜ冬季期間に配送エリアの規制があるのでしょうか?ネット上には、多くの通販サイトが販売していますが、配送についてのお届けエリアを見てみると、「冬季期間(12月から3月)、寒くなる地域への胡蝶蘭配送は行っておりません。」といった但し書きをよく目にします。
では、なぜ胡蝶蘭を届けてくれないのか?お祝い事が12月~3月にあるから届けてくれる店舗はないのか?といった疑問をお持ちの方も多いと思います。
その理由を見ていきましょう。
なぜ冬季期間に、寒くなる地域に胡蝶蘭を届けられないのか?
寒さ弱い胡蝶蘭
胡蝶蘭は、高温多湿の熱帯地域出身のため、寒さにとても弱いんです。皆さんは、お店の開店祝いなどで、胡蝶蘭がお店の外に飾られているのをよく目にすると思います。
基本的に室内で育てる胡蝶蘭を外に出すと、気温の寒暖差などですぐ枯れてしまいます。なので胡蝶蘭は、寿命が短いといったイメージが付いているのかもしれません。
配送中にお花が凍傷
お届け先が寒い地域の場合、輸送中の気温が低いとお花が凍傷する可能性があります。
まして翌日届かないエリアに「午前中指定」で配送すると、前日に最寄りの配送業者の倉庫に1泊することになり、更に凍傷のリスクが高まり枯れてしまいます。
胡蝶蘭のダメージが大きい
寒さに弱い胡蝶蘭は、寒い地域へのお届けにリスクがあることがお分かり頂けたと思います。
贈り物のお花として人気の胡蝶蘭ですが、ギフト用のお花にも拘わらず、凍傷して枯れているお花が届けば話になりません。
品質の保証ができないため、寒い地域へのお届けができない店舗が多いという事です。
冬季期間、寒い地域に胡蝶蘭を届ける方法はあるの?
≪次の重要ポイントを理解して選定しましょう≫
- 発送してくれる地点とお届け先住所が翌日に届く距離にあること。
- 発送元が胡蝶蘭を贈る際の梱包箱に防寒対策をしてくれるところ。
- 季節問わず、胡蝶蘭自身の花持ちが良く、強いお花を選ぶこと。
- お届け指定日に余裕をもって、天気のいい日を狙って発送してもらうように依頼すること。
- 極力、お花へのダメージが少なくなる店舗を選びましょう。
冬季期間でも、届けてくれるおススメ店舗!
出荷時の梱包箱に保温ラップを巻き、更にホッカイロを同梱して、少しでも寒さを軽減させるべく防寒対策を施してくれます。
届けて終わりじゃない!冬季期間のお手入れ方法
何度もお話ししておりますが、胡蝶蘭は寒さにとても弱いんです。
お届け先の環境とお手入れによって、折角の胡蝶蘭がすぐ枯れてしまったら本末転倒です。
厳しい寒さの冬場を超すために「生産者が教える!胡蝶蘭冬越しのお手入れ」をご紹介します。
まとめ
本日は、胡蝶蘭を冬の12月~3月に贈る時の注意と方法をご紹介しました。
- なぜ冬季期間に、寒くなる地域に胡蝶蘭を届けられないのか?
- 冬季期間、寒い地域に胡蝶蘭を届ける方法はあるの?
- 冬季期間でも、届けてくれるおススメ店舗!
- 届けて終わりじゃない!冬季期間のお手入れ方法
冬季期間に胡蝶蘭をお届けできない理由は、お花へのダメージを考慮したことでした。ただ、届けられないわけではなく胡蝶蘭のために、極力ダメージが残らない手段で店舗を選定することをおススメします。
寒い環境を苦手とする胡蝶蘭、冬越しのお手入れに気を付けて、暖かい春の季節に綺麗に咲き誇るお花に育ててあげましょう。